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「核兵器廃絶を求める決議」

奈良県議会で全会一致
 「国際署名」には
     知事と県議賛同

 定例奈良県議会は24日、議員提案された、戦争のない平和な世界を実現するために「核兵器廃絶を関係諸国に強く求める」とする「核兵器廃絶を求める決議」が全会一致で採択されました。
 27日から開催される「核兵器廃絶につながる、核兵器を禁止する法的拘束力のある協定について交渉する国連会議」に連帯する決議になりました。県議会段階で同趣旨の決議がされたのは全国初。

 なお、日本共産党の今井光子議員が決議採択とあわせて知事や県議会議員に要請していた新しい国際署名・ヒバクシャ署名には荒井正吾知事が署名、さらに県議会議員44人のうち川口正志議長をはじめとした43人(24日時点)が賛同し署名しました。
 同決議は、「核兵器を廃絶し、戦争のない平和な世界を実現することは、唯一の被爆経験国である日本はもとより、人類共通の願い」であり、「国際文化観光平和県宣言をおこなった奈良県議会としても、全人類の幸福と世界の恒久的平和の実現を目指すため、核兵器廃絶を関係諸国に対し強く求める」としています。

しんぶん赤旗奈良県ニュース 3月27日付け