2021年7月25日 馬見古墳群を守った人々の展示会と講演会が開催されました 2日間で110名の方に展示会をご覧いただきました。 河上邦彦先生の「馬見古墳群と坂野平一郎さんの思い出」講演会には25名の方が参加されました。
私はこの企画を持った経緯を紹介して司会をさせていただきました。
24日が坂野さんの命日でしたので黙とうの後石井保雄古文化会会長、「今日も古墳の掃除を終えて参加したと、広陵古文化会は、自分たちの文化財は自分たちで守るということを今も続けている。」 山村町長は、「坂野さんは与楽寺の胎内仏などの地元の保存などにも尽力。と古墳だけではなく幅広く活躍。資料館計画だけでまだできていないが進めていきたい。」とご挨拶。
河上先生は坂野さんとの出会いや、ご自身ががかかわった牧野古墳の発掘の話は、文化庁が残す古墳なので発掘の必要はないと反対された時、坂野さんは「子どもが穴に入って崩れてきたら大変。」と、屁理屈を言って、決して争うことなく相手をしゃあないなと思わせる独特のやり方で発掘をした。 予算もない中、古文化会会員が約400名ほどが手弁当で参加。13000個のガラス玉が出てきて、枕であったことが判明。すごい発見があった古墳。牧野古墳の値打ちを熱く語りました。
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20名~30名だった会員を1500人まで広げて毎月10円の会費。研修旅行を毎年行って会を組織して町の圧力団体になっていたと思う。坂野さんは自分にとって父親のような存在だったと声を詰まらせる場面も。 坂野さんは自分にとって父親のような存在だったと声を詰まらせる場面も。たくさんの貴重な資料を保存してみてもらえるような資料館が計画されていたがまだできていない。そういうところが欲しい。 展示会の感想には「灯台もとくらし、20年以上住んでいるが地元のことを何も知りませんでした。定年後はもっと地元のことを知りたい。」「「改めて広陵町の歴史的文化財のすばらしさを知ることができました。」たくさんのメッセージのプレゼントをいただきました。
疲れましたがやってよかっったというのが正直な思い。文化祭準備のようなわくわくした時間、たくさんの資料に目を通しながら私自身が再発見したことが多くありました。実行委員の皆さんの協力がなければできなかったことです。感謝感謝です。
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