「ヒバクシャ国際署名推進奈良県民の会」の結成を呼びかけます


 被爆者の平均年齡は82歳を超えました。生きている間にこの世から核兵器をなくしたいという思いは、被爆者の切実な願いです。
 2020年4月27日には国連本部でNPT再検討会議が開かれ、さらに4月24日、25日には、同じくニューヨークで原水禁、原水協、被団協の呼びかけで原水爆禁止世界大会が開かれます。
 奈良県では被爆者の会の「若草の会」がありましたが、10数年前に解散し、いま被爆者団体がない状況です。
 2017年7月7日、国連で122ヵ国の賛成で採択された核兵器禁止条約は、現在79ヵ国が署名し、批准国は34ヵ国となり条約発効まで後16ヶ国に迫っています。
 日本原爆被害者团体協議会(被団協)は9月20日、全国から寄せられた1051万筆のヒバクシャ国際署名をニューヨークの国連本部に届けました。いま、奈良県では8万筆の署名が寄せられています。さらに県下に広く「ヒパクシャ国際署名」を推し進めていくことを目的に、被爆者、被爆2世3世、それに賛成する個人、団体を中心に「ヒバクシャ国際署名推進奈良県民の会」を結成していく準備にとりかかっています。
 つきましては、この主旨にご貸同いただき「呼びかけ人」になって頂くようお願いいたします。

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